現役精神疾患者が心理学を学んでみた

6年前に不安障害を発症。己を知り、他人を知るべく心理学を発信するブログ。

自分がコントロールできないもの

今までパニック障害について何個か記事を書きましたが、これはパニック障害であろうとなかろうとこれから生きていく上で自分を保つ為に必要なことと自負しています。

パニック障害は発作が出て、数十分から1時間ほどで山を越えます。

しかし人間欲深いもので、発作が出たらものの2分や3分で頭の中で必死に抑えようとします。そうやって欲を出すとどうなるか。

そう、長時間の拘束に耐えられなくなります。「50分の授業を2〜3分で終わってくれ!」と自分ではどうしようもないことをコントロールしようとするのです。

発作が出たら、「まあ自分じゃコントロールできないし」これで劇的に改善する可能性があります。

僕は実際に今、一般人も受けれる大学の講義で実践しています。少し練習が要りますが、いたって単純な思考なので、誰でもできます。

でもこれはパニック障害に限ったことではないです。

僕は恋愛を語れるほどの器ではないですが、失恋したときもそうです。

優しくして、なんか奢ったりして、仲良くなったけど告ったら振られた。
結局自分がしようとしてたのは、「相手の恋愛心理のコントロール」だったと気付きます。

しかし、相手からは「使える男」ぐらいにしか思われてないかもしれないじゃないですか。

嘘か真か、コントロールできるのかできないのか。これを見抜ければだいぶ世渡りは楽になりそうです。