現役精神疾患者が心理学を学んでみた

6年前に不安障害を発症。己を知り、他人を知るべく心理学を発信するブログ。

パニック発作はいきなりW杯決勝PK最終キッカーやらされるようなもん

どうも、りんぺーです。

 

パニック障害以外のことも書きたいのですが、ここ最近家から出ないので、安定のパニック障害

 

さて、パニック発作というのは軽~重い発作まであるのをご存知でしょうか。

軽いのは本当にちょっとの目まいや手の震えとかですかね。ただ、いてもたっても居られないほどではないので我慢して何かすることはできます。

現にりんぺーは土日だけバイトをしているのですが、毎回軽い発作はでます。4年間も闘うとそれはほぼ日常と化しているので、気にならない程度までになっています。

 

しかし、まだ怖いところはあります。りんぺーの場合、学校と旅行です。やっぱり4年間のうち3年は学生なので、教室での発作にビビってるんでしょうね。

旅行は正直行けなくはないかな?と思いますが、まだ若干不安がある感じです。

「怖い」「不安」というのは重い発作のことです。

 

よく過呼吸で動けなくなって周りの人がバタバタして救急車呼ぶとかありますよね?

救急車は呼ばれたことはないですが、それくらいの発作が重い発作と言えるでしょう。

パニック発作の時は救急車は呼んで欲しくないのが本音です。周りの焦りやサイレンでなおさら発作がひどくなるからです。)

 

その時の恐怖と緊張と言ったらまさに今日のタイトルW杯決勝、俺が決めれば世界一の場面でPKを蹴らされるような感じです。(サッカー好き)他にも例えはいっぱいあります。暗殺される恐怖と戦う大統領のようとか、海で一人でおぼれてる感じとか・・・

 

心臓が出そうなほどバクバクいって、手と足はつりそうなほど硬直し、もうどこを見ていいのかわからないほど定まらない視点。呼吸してもしても満足しない。それがパニックと名付けられるゆえんですね。

 

大げさかと思うじゃないですか。実は大げさなんです。

そもそもパニック障害は心の病ではなく脳内伝達物質のノルアドレナリン(不安や恐怖感に関係する物質)とセロトニン(興奮を抑える物質)のバランスが乱れることで起こるといわれており、普段ポジティブで明るい人でも全然なりえます。

 

このバランスが乱れるとそれこそ今W杯決勝のキッカーを務めている・・!と脳が錯覚し、それと同じような緊張感が生まれます。一言でいうと「脳の勘違い」ですね。

 

だから当事者は発作が来た時、「PKか・・・」とふざけておくとパニック障害と明るく前向きに過ごせるかもしれません。

 

それでは、公園でPKの練習でもしてきます。バイ